学び・働き・遊び・表現 就労支援事業

設立当初より、心の癒しや自己表現、そして自己肯定の作業としてさまざまな活動をしています。やさしい思いや願いを込めた、正直で美しい作品の展示会や、音楽会の開催をとおして、一人でも多くの方に障がい者への理解を呼びかけています。

おしらせ
2024.09.10 「言葉・スペクトラム・対話」                訪問看護ステーション風   土屋秀則
2024.01.21 2024年 新春に思うこと                『誰も言わない』
2023.01.21 2023年 新春に思うこと  “死”について
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大切にしている取り組みです

学ぶこと
SST (社会生活技能訓練) をはじめ、病気・薬・生活全般(医・職・住) ・対人関係・就労・メークアップなどについての学習会を開催してきました。
その他、日頃から、“生きる” ということについてや、幸せとは、人間とは、社会とは等々について話し合うことが多いです。
働くこと
人はみな誰かのためになり役に立ちたい、社会の役に立ちたいと思っています。しかし、色々なハンディを抱えている人たちが、たった一人で個人や社会のために役に立ちたいと思っても、なかなか実現することは出来ません。
しかし、そのような人たちが力を合わせ、小さな働きをつなぎ合わせていくことで、大きな働きとなり個人や社会全体に役に立つようになります。
実際、一人ひとりが他の大勢に応援されて自己実現に向かって活動し、働くことをとおして社会貢献につながっていっています。
遊ぶこと
遊ぶことは誰もが人生の中で大事なことです。表現活動も学びや遊びということでは大切にしている活動です。それ以外にも、「一人ではスポーツもレクリエーションもできないけれど、みんなとならば楽しめる」と言う人達のために様々な活動を大切にしています。旅行・スポーツ大会・レクリエーション会・バーベキュー・忘年会・クリスマス会などを実施しています。
働くことも大切。そして遊ぶことも同様に大切、と考えています。
表現すること
設立当初より、自己肯定や他者肯定が自然にできるようになるため、さまざまな活動をしています。とくに表現活動は大切に考えて行ってきました。心の、人間の、社会の、自然の様々なありようを、様々な方法で表現し、そして発表していますが、そのことは自己実現と社会貢献の一つの方法と考えています。


グループ活動業

絵画サークル〈コットン畑〉/
アート・クラフト活動〈ウッドクラフト〉

芸術活動(絵画・木工) では、写実絵画・抽象画・木工(レリーフ)などを、仲間と共に楽しみながら制作しています。また、年に数回開催する展示会は、利用者一人ひとりの心の発露になっていますが、社会参加でもあり、私たちは、さらにこのことが社会貢献になればいいという意識で行っております。

音楽活動〈コットンフラワーズ〉

私たちはバンド演奏活動を通して、心の癒しが得られればと考えています。しかしそれ以上に、聴く人に感動が与えられる演奏をしたいという目標があって、そのために練習しています。そして、私たちコットンフラワーズの音楽は、多くの方たちに感動を与えられてい ると実感しています。いつか、Web にアップできるようになれば、わかって頂けるのではと思っているのですが。

家族交流会〈ひざし〉

家族の方々と、NPO法人の役員の方との交流会です。家族も支援者のお一人と考え、その時々の話題をテーマに、お茶を飲みながら気楽に話し合い、情報交換をしています。

利用者の声

D さん:SST(社会生活技能訓練)
SSTに参加することで、家族との関わり方が以前より良くなったり、将来の生活が不安になった時に、参加している他の利用者やリーダーの方にアドバイスをいただき、不安が軽減したり大変役に立っています。
これからも参加していきたいと思います。
Eさん:表現活動(絵画)
絵画サークル「コットン畑」に参加することによって、自分を表現していくことが、ライフスタイルのひとつとなっていて、自分の居場所でもあり、無理なく参加できることに、日々生活していく上でのモチベーションにつながっています。