“風”とは?
2013.01.17
訪問看護ステーション風の名前の由来をお話ししておきましょう。
でも実は由来はないのです。名付けました。それでは、“風”とは?
風とは、昔、古代ギリシャで言われていた四大元素の一つが空気ですが、これが風です。
また古代インドでは、人間を構成する元素の一つが風(プラーナ)であると考えられていたそうです。
大昔の考えですが、大雑把にいえばなんかあたっていると思いませんか?
風は、世界そして人間を形作る基本的な構成物質というわけです。
風は物質を形づくっていますし、とりわけ生命を生命たらしめているように思えます。
そう、人間を生かしている最も大切なものの一つです。
風は、青空や多摩川を吹いています。でもそれだけはありません。ちょっとスピリチュアルな話ですがインド哲学では、風(プラーナ)は、心の中でアートマン(神の魂=幸福)となるものらしいのです。
私たち“風”は、本当の本来のその人の幸福へと利用者さんをいざないたいと考えています。
そんなイメージをもって、風で私は訪問看護しています。
by土屋秀則